着物の査定方法 |
① 基本 畳紙(たとうし)の中に たたまれた着物を査定します。畳紙でも高い着物かの判断材料になります。
② 着物の表面を素手で触り、三種類に分類します。 正絹(しょうけん)、ポリエステル、ウール(毛織)
*ポリエステル、ウールはほぼ値段がつかない。ポリエステルで英(はなぶさ)は高値。
③ 畳紙を開けて着物の下半身である衿下(えりした)から表と裏の汚れシミを確認します。シミがひどいと値段がつかない。 おくみに 落款(らっかん)があるかの確認。 落款は作家さんや織元を示すため、人気のある作家さんだと高値の可能性あり。一竹、千總、 八掛の色で古手の着物かを判断。古いと値段が下がります。
④ ひっくり返して、着物の上半身の袖、袖口、袖幅のシミや焼け(変色)を確認。 衿を開いて胴裏の確認。
八掛同様に胴裏の色で古手の判断。 共衿の汗じみの確認。黒留袖は特に目立ちます。
⑤ メジャーで身丈を測ります。164cm以上あると値段が上がります。
⑥ 証紙があれば、ものによって高値になります。結城紬や芭蕉布など
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